北海道予選【オープン部門】ジャッジ総評
白坂 拡
ファッションショーディレクター
このコンテストの為に頑張って来られた皆様、お疲れ様でした。
前回に引き続き審査員を僭越ながら務めさせて頂きます。
そして、引き続き前回と同じ事を言わせて頂くと、演出家チームはエンタメ性の評価をするのでダンスの技術点がありません。
ダンスのスキルのみを追求するチームが多数見られて正直評価するのがとても難しいです。
もう少し衣装なり、テーマなり、音楽なりでオリジナリティを入れて唯一無二のパフォーマンスを期待しています。
「AVALONE」は今回とても印象に残りました。
これがダンスなのかどうかは置いておいて、楽しく自然に笑顔になりました。
まさにアイデア次第なんだなと再確認した瞬間でした。
決勝に進まれた3チーム、おめでとうございます。
11月にまた更にパワーアップし、違ったパフォーマンスが見られることを楽しみにしております。
お疲れ様でした!!
宇治川 まさなり
演出家
子供から大人、可愛い子からイカつい兄ちゃんまで幅広くエンタメ・ダンスの世界を目指す人材が北海道にも沢山いることを知れて楽しい時間でした。
ちょうど外ではYOSAKOIソーラン祭りが行われていて、躍動する文化が根ざしていることが嬉しかった。
若い最先端な発信をいろんな方法で貪欲に吸収して、北海道からエンタメ業界を驚かせる逸材が出てくることを楽しみにしています!
北海道の食べ物とエンターテイナーは最高です!!
SHIGE
ダンサー
全体的にテーマ性を強く感じる作品が少し薄いなと。
アスリート的でアートが強いダンスにテーマ性をもたせて表現していく事はとても難しく、大変。しかしそこをスルーしてしまうとこのコンテストでは勝てない。
曲を選ぶこと、振りを作ること、ダンスを練習することと同じくらい何を伝えたいか!!
この作品をどう見て、どう思ったり、感じて欲しいのかを、一生懸命考えてください。
そこに楽しみとやりがいを持って、ダンスをもっと広げられるよう、盛り上げて行きましょう!!
松田 尚子
ダンサー
本気の踊りが沢山見られて素敵な時間でした。
全体的に少しユニゾンの割合が多い印象がありました。
今回は作品テーマもあるコンテストなので、ただ音の印象で振付けを作る事とまた違う作品の作り方、「どうしたらテーマが見えてくるか?」を考えるともう少しいろんな構成が生まれたり、振り数が少なくなったり、ユニゾン以外の魅せ方が思いつくのでないかなと思います。
これからも沢山作っていって頂きたいです。