関東予選【オープン部門】ジャッジ総評
白坂 拡
ファッションショーディレクター
昨年、今年を含め、エントリー数が30チームもあった事もあり、色んなジャンルが出てきてバラエティも豊か。
演出審査員としては見応えがありました。
最終的に上位に来ているチームはダンスのスキルも高い上に、いかに観客に楽しんでもらえるか、驚かせるかを良く考えて演出や構成されていた様に思います。
「UNVISION」はライトの使い方は新しくて良かったですが、逆にズレが目立ちました。
揃えてくれば上位にくいこめます!
本当に惜しいチームが本当に多い印象です。
もう少し意図を理解して演出を入れる、スキルを磨くだけで上位に入るポテンシャルを秘めていますので、又更なる飛躍を楽しみにしております!!
宇治川 まさなり
演出家
最高の時間と最高のエネルギッシュなパフォーマンスを見せてもらえて素直に嬉しくて楽しい時間で審査員を忘れて、お客さんになりかけました(笑)
今日はバラエティー色満載でジャッジはすごく悩みました。
これだけ色々なダンスがあると、本当にESS総合力が試される大会だと感じました。
どうやって、エンターテインメント、ストーリー展開を見せるのか、個の引き立て、流れからのアンサンブル力への昇華。そこに根底を流れるストーリーと表現力。その融合と音楽を合わせ、素晴らしくマッチしたチームが上位だったと思います。
クオリティの高いコンテスト、いや、これはショーでした!!最高のパフォーマーの皆さんに感謝。今後の活躍が楽しみです。
SHIGE
ダンサー
これぞCHIMERA A-SIDE DANCEというラインナップに、お客さんの様にSHOWを楽しみ、そして、審査に苦しまされました(笑)
様々なスタイル、表現、スキルを評価するのはとても難しいですが、4人の審査員の合計点が全てだなと。
いちダンサーとして学びの結果です。
今日、審査発表の時に、結果を知って愕然とし、審査員の総評に耳を傾けず着替えるチームがいる中、受賞したチームに笑顔で拍手を送り、讃えるLegendホリエさんを発見しました。
ダンサー、表現者である前に人であれ!!
そう学ばせてもらう今日1日でした。
ありがとうございました。
松田 尚子
ダンサー
あらゆるエンターテインメントの世界から、素晴らしいパフォーマンスが集結していて、ジャンルレスすぎて、比較する事が不可能では…と思うほど審査が難しく、同時に面白い関東予選でした。
スキルだけでも、演出面だけでも通らないのがCHIMERA A-SIDE DANCEの面白い所。
それはよく分かった上で、ダンサージャッジとして、シンプルに踊りのエネルギー、あふれる踊り心を感じさせていただけるチームが本当に沢山ありました。
決勝はたった3組ですが、他にも決勝で見たいチームが沢山ありました。
決勝に行くチームも、そうでないチームも、どうかこれからも沢山創って踊っていただきたいです。
素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。